Seminar on Human Mind and Body (Mind and Body), Contemporary Human Studies, School of Culture, Media and Society
2020 Academic Year
Seminar on Human Mind and Body (Mind and Body)
Member
Professor
Hiromitsu Miyata
Advanced TA
Kohei Kishi (Master's Course, Department of Psychology, Graduate School of Letters, Arts and Sciences)
Fourth-Year Student
Sohei Irikura
Hiroyuki Uemura
Sayaka Onaka
Ayuka Ono
Manami Kusunoki
Minori Koga
Daiki Kobayashi
Daisuke Kobayashi
Tanon Cao
Manaka Tano
Dong Ziyu
Asaka Hanada
Boku Manaka
Natsuko Yamada
Yuta Yonaha
Mari Roah
Third-Year Student
Saya Kamoda
Kim Beopryong
Akio Saito
Ayaka Sampei (Leader)
Izuho Suganami (Camp Staff)
Makiko Takahashi (Subleader)
Masashi Tanaka (Party Staff)
Chen Jieyin
Futaba Namura (Camp Staff)
Noh ChaeEun
Lin Ziyue
2020 Seminar Guide (posted on the website of the School of Culture, Media and Society)
Seminar Guide: 2020 Academic Year
Seminar Introduction by the Students (posted on the website of Contemporary Human Studies)
「心身を生きる人間」論ゼミ (心身論) の紹介
皆さんこんにちは! 今年度ゼミ長を務めている三瓶です。これから、宮田ゼミではどんなことをするのか、どんな雰囲気のゼミなのかについてご紹介したいと思います。
○ゼミについて
今年度は3年生12名、4年生16名の計28名が所属しており、毎週月曜日の5・6限に活動しています。合宿の有無はゼミ生が話し合いで決めます。
○どんなことを学ぶの?
「心身論」という名前の通り、「こころ」と「からだ」をキーワードとして、身体心理学やマインドフルネス、また東洋哲学や東洋医学など、非常に広い分野を学習できます。私は心理学に興味を持って宮田ゼミに入りましたが、ヨガについて学びたい人、東洋思想について調べている人などゼミ生の興味の対象は様々です。
また、座学だけではなく、実習の授業もあるのが宮田ゼミの特徴です。例えば、2020年度はゼミ生みんなでオンラインで「笑いヨガ」の体験をしました。一度参加しただけで肩こりや疲れも取れ、身体心理学の実践面にも触れられ、楽しく有意義な実習となりました。実習の方にご興味がある方もぜひ宮田ゼミにいらしてください。
○具体的な活動内容は?
「ゼミ」と言われても皆さんは具体的にどんなことをしているのか分からず不安な方も多いかと思いますので、2020年度春学期の活動例を紹介します!
3年生 (1回の発表者:1人~2人)
身体心理学についての文献のまとめを発表 → 質疑応答、アドバイスをもらう
4年生(1回の発表者:1人~2人)
ゼミ論文のテーマ、調査内容・方法について発表 → 質疑応答、アドバイスをもらう
こんな感じです! ゼミ生の興味が多岐に渡っているのでとても面白いです。
○事前準備は必要 ?
ゼミ加入前に研究分野を絞ったり、専門知識を身につけておいたりする必要は特にありません。語学力や課題量に関しても心配しなくて大丈夫です。無理なく楽しく参加できるのでご安心ください。
○新型コロナウイルスへの対応
2020年度は、新型コロナウイルスによるキャンパス立ち入り禁止などのため、Zoomでの活動となりました。私も初めてのゼミ活動がオンラインということで、最初は不安だったのですが、みんなの顔も見えますし、親睦会などを行うことで他の人と仲良くなることもできたので、いろいろな制限はありながらも楽しく活動できています。
○最後に
皆さんは今、卒業まで所属することになるゼミについて迷ったり悩んだりしていることと思います。宮田ゼミは先生もゼミ生も優しく、和やかな雰囲気なのでどなたでも安心して参加できます。元々心理学や東洋のことに興味を持っている方はもちろん、これを読んで少しでも宮田ゼミが気になった方はぜひいらしてください!お待ちしています!
マインドフルネス実習 (食べる瞑想) の様子。(上) 野菜スティックを“瞑想的に”取りに行きます。(下) 野菜を味わって食べ、体験したことを互いに報告し合います (実習の写真は2018年度のものです)。
執筆者
三瓶彩香さん
Seminar & Group Theses (Collection of Theses, 2020 Academic Year, Volume 3)
Seminar Theses (Fourth-Year Students)
・ 入倉 聡平. マインドフルネス傾向が心理的健康と衝動買いに及ぼす影響
・ 植村 寛之. アトピー性皮膚炎に対する心身論的考察および東洋医学的治療の検討
・ 大中 彩矢果. 初対面相手に対する好印象形成のメカニズムと営業場面への応用
・ 小野 歩香. 過敏性腸症候群 (IBS) とセロトニンとの関連──20代女性IBS患者の食事の改善──
・ 楠 真奈実. 月経前症候群 (PMS) における行動的介入としてのマインドフルネス
・ 古賀 みのり. 感情が時間評価に与える影響──比較的長い時間における時間評価と課題遂行中における時間評価──
・ 小林 大輝. 感覚処理感受性と音楽聴取による心理状態の変化の関係
・ 小林 大介. アーユルヴェーダのトリドーシャ理論と心理的特性および気分状態との関連
・ 宋 多音. オキシトシンの機能と自閉スペクトクラム症との関連性についての考察
・ 田野 真那佳. 過敏性腸症候群 (IBS) を笑いで治す──IBSの病因と笑いの効果の比較──
・ 出倉 彩衣. 日本のバラエティ番組に潜む構造的な矛盾
・ 董 子玉. 東洋医学における五臓と基本情動との関連──パス解析による実証的検討──
・ 花田 朝香. 東洋医学のサイエンス漢方処方によるクラシックバレエの怪我治療と体調管理
・ 朴 満那佳. ボディサスペンションの実践から得られる効果の可能性──マインドフルネスとの関連に着目して──
・ 山田 菜津子. 恋愛感情およびフロー体験が競技パフォーマンスにおよぼす影響
・ ロア 万莉. 現代日本における自助グループの過食症への介入
Group Research Theses (Third-Year Students)
・ 斉藤 暁生・三瓶 彩香・名村 双羽・魯 彩恩. 新型コロナウイルスに伴う社会人の自粛生活と心のあり方──マインドフルネスによる調整効果の検討──
・ 鴨田 紗弥・陳 潔寅・山上 彩花. 新型コロナウイルスに伴う自粛下における大学生のマインドフルネスと心理的健康
・ 高橋 真貴子・田中 誠至・菅波 出帆・林 子粤. オンラインでの笑いヨガ実践による心理状態の変化と性格特性